最初にレバテックの面談に行ってから、契約して現在に至るまでにあったことなどを、体験談としてまとめてみた。
レバテックの評判が気になる方や、ITフリーランスを目指す方は参考になるかも。

はじめに

レバテックフリーランスと契約して1年以上が経過した。
最初にレバテックの面談に行ってから、現在に至るまでを(思い出しながら)振り返って、体験談としてまとめた。
レバテックの評判が気になる方や、ITフリーランスを目指す方の参考になれば幸い。

体験談

レバテックと契約する以前は、EC系の業務効率化ソフトウェアを開発している会社でWebエンジニアをしていた。

スキルアップをしたくて転職しようか悩んでいたが、とりあえず自分のスキルセットでも転職可能かを判断しようと思い立ち、エージェント会社に面談に行ったのが転職活動の始まりとなる。

レバテックで面談する

レバテックの面談に行ったのは、2020年の1月頃だった。
とりあえず、当時の勤務地から一番近くて、有名なレバテックに面談に行ってみることにした。
Webから申し込みをしたら、面談の予約まで完了したので、仕事終わりに話だけ聞いてみようという軽い気持ちだった。
エントリーシートの記入が必要だった気がしますが、結構ざっくりとした記入で済ませたはず。

面談は話を聞くだけでも大丈夫

この時点では、転職すると決めていたわけではなかったので、事前にそのように伝えたが、面談は話を聞くだけでも問題ないとのことだった。

面談をしたのがだいぶ前なので、正直、内容はとくに覚えてない…!
転職するにあたって気になっていたことは全部質問して、自分のスキルセットでも転職できそうなのかと、単価がどれくらいになりそうなのか、ということが確認できたのは覚えている。
ただ、転職をすぐに決意できるような情報ではなかったので、その日は何も決めずに書類だけ貰って帰った。
貰った書類の中には、紹介できそうな案件のリストがあったので、より具体的に転職について考えれるようにはなった。
お金をとられるわけではないし、転職の判断材料を得ることができたので、面談に行って良かったのは間違いない。

レバテックは事務的

面談を通して、親身になってくれるというよりは、だいぶサバサバしているなという印象だった。
もちろん、面談相手によるとは思いますが、こちらに興味を持って接してくれる感じではなく、事務的にマニュアルをこなしているようだった。
個人的には、そういった対応の方が楽なので助かった。

MidWorksで面談する

一社だけでは不安だったので、数日後に続けて別のエージェント会社にも面談に行ってみることにした。
渋谷駅からはちょっと遠かったが、歩いていける範囲というだけでMidWorksを選んだ。
こちらもWebから登録をしたら、面談の予約まで完了したはず。

面談は話を聞くだけでも大丈夫

MidWorksも、面談は話を聞くだけでも問題ないとのことだった。
自分が行った当時は、レバテックと違って親近感のあるスタートアップって感じのオフィスだった。
面談の内容はあまり覚えてないが、レバテックとあまり変わらなかったとはず。
レバテックと違っていたのは、何故か面談が複数回あったのと、なぜ転職したいか、将来どうなりたいかなど、そういった部分まで聞かれたところ。
あと、質問しなかったのもありますが、どのような案件があるかは最後までわからなかった。

MidWorksは親身

個人の感想ですが、MidWorksはエージェントの距離感が近いように感じた。
こちらに興味を持ってくれて、親身になって、将来の目標に向けて一緒に頑張ろう的なノリだった。
自分には合わなかったが、エージェントに親身に相談したい人はMidWorksが向いてると思う。

悩んで決意する

面談に行ってからも、しばらくは転職する決意ができずに悩んでいた。
転職がうまくいくかわからないし、面談はめんどくさいし、働いていた会社の居心地も良かったので、スキルアップは見込めないけど、このままぬるま湯に浸かっていたいという気持ちが強かった。
また、コロナの流行による緊急事態宣言などもあり、転職するリスクが高かったのも一因だった。

それでも、ようやく転職する決意が出来たのは、面談から半年以上経った2020年の9月頃だった。
コロナが一旦は落ち着きをみせ、転職するならこれ以上先延ばしにする意味はないなと、思いつめた末の決断だった。

面談から期間があいても問題ない

レバテックのエージェントに、転職を決意した旨の連絡をすると、面談以来だったにも関わらず、とてもレスポンス良く対応して頂いた。
すでにコロナ時代だったので、改めての面談は電話だけでしたが、さっそく案件を探して頂けることになった。
その際に、適当に書いていたエントリーシートを書き直して再提出した。

しつこい営業電話や連絡はなかった

ちなみに、最初にレバテックの面談に行ってから、転職を決意して自分から連絡するまで、レバテック側からの催促などの連絡は一切なかった。
単価的に金にならないからの可能性もある。

案件の面談をする

レバテックフリーランスで、案件の面談までいくには以下の2パターンが一般的かと思う。

  • レバテックプラットフォームに記載されている案件に商談希望を出す
  • エージェントから商談の連絡を受ける

レバテックプラットフォームに記載されている案件に商談希望を出す

レバテックに登録したら利用できる、レバテックプラットフォームというサイトがある。
そこに案件リストが載っているので、気になった案件には商談希望を出すことが出来る。
商談希望を出して、会社側から承諾されると面談に発展するが、お断りされることもある。
ちなみに自分の場合は、商談希望を出した案件はすべてお断りされた…!
商談希望を出すのはノーリスクなので、ダメ元で希望しておくくらいが良さそう。

エージェントから商談の連絡を受ける

おそらくエージェントの営業努力だと思うが、商談の引き合いがあるという連絡を受けることがある。
というか、こちらが案件を受けるメインルートだと思う。
エージェントからそのような連絡があったら、こちらが承諾すればすぐ面談にまで発展する。
もちろんお断りすることも可能で、その理由をエージェントにフィードバックすれば、該当する案件は除外してくれるようにもなる。
こちらが承諾するだけで面談に発展するので、商談の連絡は激アツのイベントとなっている。
自分の場合はLINEを登録していたので、LINEにそういった連絡が来るようになっていた。
だいたいは週1回、たまに2回という頻度で面談を受け続けることが出来ていたはず。

面談の流れ

面談に発展した場合は、まだしばらくはコロナ時代なので、リモートでの面談がほとんどのはず。
実際に会って人となりを確認したいという会社もあるので、必ずリモートという訳ではない
自分も一社行く予定でしたが、その前に参画が決まったので結局リモートでしか面談はしていない。
リモートの場合は、自分と、会社担当のエージェント、会社側の担当者(1~数名)で、Zoomなどを使っての面談になる。

面談内容はどの案件も大体同じで、会社紹介を受けたあとに、経歴などの自己アピールをして、質疑応答という流れだった。
自己アピールでは、箇条書きで話すことを用意しておいて、回数を重ねるごとにブラッシュアップしていくようにしていた。
時間はどの面談でも5~10分程度だったと思う。
質疑応答では、以下のようなことをよく聞かれた。

  • 一番難しかったこと
  • 苦労した案件
  • 開発フロー
  • 〇〇を使ったことがあるか

あと、こちらからも質問がないと、ただの阿呆か案件にまったく興味がないことになるので、案件ごとに3~5つくらいは用意するようにしていた。

面談はカジュアルで良い

何回かは、条件が希望とちょっと違うなと思いながら面談を受けたが、自己アピールの練習にはなったし、どのような会社があるかを知れて勉強にもなった。
なので、あまり気負わずに、とくにはじめの三社くらいは、練習だと思って割り切るのも大事かと。
エージェントに、参画まで平均で何社くらい面談しているのか確認したところ、少ない人で5~6社くらいだった。
選ばれるだけではなく、自分も選ぶ側だということを忘れずに、リラックスして受けると楽になると思う。

面談後の流れ

面談が終わって10分くらいすると、エージェントから連絡があり、面談した案件を希望するかを問われる。
その時に、会社側の反応や温度感などのフィードバックをしてくれる。
合否の連絡は、会社側の都合によるので、すぐだったり数日後だったりする。
合格となれば正式オファーとなるので、単価などの条件に問題なければ参画を希望できる。

契約して参画する

自分の場合は五社ほど面談して、ようやく慣れてきた頃に正式オファーを頂いた。
正式オファーを頂いたときは、面談後のフィードバックで、会社側からいい反応を頂いているので、参画を希望するのであれば絶対とってきますという頼もしい感じだった。
面談が続いていて、あと何社、いつまで続くんだと不安になっていましたが、決まるときはあっさり決まるんだなと思ったのを覚えている。

正式オファー後の流れ

レバテックから、クラウドサインの契約書が送られてきますので、それにサインすれば契約完了となる。
とくにオフィスに出向いたりする必要はなかった。
あとは、参画に向けて、必要になりそうな知識や技術をキャッチアップしておけば準備万全となる。

参画後について

リモートの場合は、出勤時と退勤時にエージェントに報告のメールを送信する必要がある。
めんどくさいので自分はもう送信してないですが…!
あとは、毎日の作業時間と作業内容を報告する作業報告というのがある。
請求書を発行するのに必要なだけなので、月末にまとめて入力したので問題ない。
作業報告と請求書発行はレバテックプラットフォームを使って行う。
請求書は、翌月の4日営業日の18時までに発行しないと支払いが遅れるため注意。

エージェントからの連絡は全然ない

レバテックのエージェントとは、参画後すぐに電話でのフォローアップがあった以外は、契約延長のメール連絡くらいしかなかった
むしろ、たまに気になったことを問い合わせても、そのたびに知らない人に対応されるので、自分の担当者の名前すら把握できない。
自分は全然気にならないので、どうでもいいですが、そういうのが気になる人はレバテックには向いてないかと。

契約を延長する

レバテックでの実績や、参画する現場によると思うが、自分の場合は、最初の三ヶ月は単月契約だった。
月の半ばをすぎたくらいに延長の打診があり、問題なければ延長するという流れだった。
契約期間は、その後に三ヶ月になり、半年になり、という感じで増えていった。
単価交渉もあるので、半年くらいが丁度いいかなと思っている。

単価を上げる

ある程度の実績を積んだら単価交渉をするべき。
希望すれば年に何回でも単価アップできると思いますが、フリーランスとして、契約期間は長いほうが収入も精神も安定するので、半年に1回が一番適した頻度ではないかなと思っている。

最低でも、年一回は単価アップすべき!

自分だけではなく、すべてのフリーランスエンジニアのために、単価交渉は大切。
レバテックなら、エージェントにメールを一通送るだけで単価アップができる。

実際に単価を上げる流れは以下の記事を参照して欲しい。

さらに転職する…!

今のところはまだしていない。。。

おわりに

自分は、今現在もレバテックフリーランスと契約している。
少なくとも、フリーランスを続ける限りはレバテックフリーランスにお世話になる予定でいる。

レバテックフリーランス以外のエージェント会社のことはわかりませんが、お互いの相性みたいなのは絶対あるので、少なくとも二社は面談に行って比較してみるのが大事かと感じた。
自分の場合は、面談に行きやすいという理由だけで選んだレバテックフリーランスとMidWorksだった。
他の面談にすら行ってないエージェント会社はわからないけど、有名なところはどこも似たような感じなのではと勝手に思っている。

エージェント会社に迷ったら、業界最大手のレバテックフリーランスにしておけば間違いないかと!